やっぱり、就農することにした。

29歳まで、会社員をしていた男が、30歳から栃木の実家に戻り、農業を始めることに。農業に関することを中心に、その他いろいろ好き勝手に、発言するブログ。

【本】夢の百姓―「正しい野菜づくり」で大儲けした男

農業を志すものにとって、元気づけられる1冊となっている。

特に儲け話の本ではない。単に著者は、経営が上手いんだと感じた。

内容は、著者の自伝的要素が大半と、要所要所で現在の農家と農協、そして農業の抱える問題点の指摘が入る。

大きくうなずける点としては、ざっくりと下記のような感じ。

  • 営農に関して、経済合理性を欠いている点。
  • 農家の経営視点の欠如
  • 中間流通に問題有り(中間流通コストのかかり過ぎ)

 

一貫して、農業は土作りが大切というメッセージが散りばめられている。

やはり、経営感覚、経済合理性っていうのが、うまく農業でビジネスやる上では

かなりキーになりそう。もちろん、作物をうまく作れてという前提だけどもね。

 

尚、初版2002年なので、そこは考慮して読む必要あり。

 

夢の百姓―「正しい野菜づくり」で大儲けした男

夢の百姓―「正しい野菜づくり」で大儲けした男