やっぱり、就農することにした。

29歳まで、会社員をしていた男が、30歳から栃木の実家に戻り、農業を始めることに。農業に関することを中心に、その他いろいろ好き勝手に、発言するブログ。

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

岡山県勝山町にあるタルマーリーというパン屋さんのパン屋さんを通して見えた世の中のことを独自の視点で書かれた本。

 
決して田舎でパン屋になる方法が書かれたhow to本ではない。
 
著者とのお父上は大学の先生らしく、著者も文章からアカデミックな風合いを醸し出している。学生時代は、少し脇道にそれて、ぶらぶらしていたが、父と1年過ごしたハンガリーでの生活を得て一念発起し、20代中頃で千葉にある大学の農学部に入学、その後食品卸業者に新卒で入社するも違和感を感じ、パン屋になることを決意。同期入社だった奥さんと夢を語り合う中で、田舎での生活をというのが目標となり、実際にそれに向けていろいろ動き出す。
 
このパン屋さんの特徴は、なんといっても、天然酵母
通常のパン屋さんは純粋培養されたイースト菌と種金として使用する。
その方が、安定的にパンを生産できるから。
 
しかし、著者は、不安定な天然酵母をつかい味のあるパンをつくる。
もともとは、千葉県で開業したが、東北の大震災を機に、岡山に移転。
水、自然栽培の野菜、地場の小麦など、素材にこだわりまくったパンをつくっている。
あー、一度行ってみたい。
 
ちなみに、店名のタルマリーというのは、ご主人と奥さんの名前をくっつけただけとのこと。
イタル+マリで、タルマーリー。
 
天然酵母と純粋培養のイースト菌などから通してみる世の中の道理。
マルクスなんて、ちょっと小難しそうな単語も出てくるが、それが本のスパイスにも
なっておりグッド。
 
個性的になろうと思っても、個性的にはなれない。
突き詰めていくことで個性が際立つと。
なるほどね。
 
著者は、本当にこだわってパンをつくっているんだなというのが伝わってくる。
読み物としても、非常に面白い。
 

 

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

 

 

talmary.com

greenz.jp

まだ、塾・予備校で消耗しているの?

もう、高校卒業して干支が一周してるので、大学受験生の情報をみてどうこういうつもりもはないのだが、子どものいる身としては、教育に関心を持たないわけにはいかないので、情報はときどき更新している次第。

 

それで、”受験サプリ”なるものを情報耳にしてちょっと調べてみたら、びっくらこいた。月額980円!?

 

単純に安い。

週間ジャンプ1ヶ月分より安いよ。

 

jyukensapuri.jp

 

早速、サンプル動画を見てみたが、わ、分かりやすい・・・。

簡単に、引きこまれてしまった。

自分の場合は、進研ゼミなどの通信講座は少しやっていたが、塾や予備校には通ったことがなく、講師陣の授業がどのようなものか比較サンプルは持ちあわせてはいないのだけれども、たぶん、受験サプリの講師陣の教え方ひいては、生徒を魅了する力というのは非常にあるように感じた。

 

それでいて、月額980円。超コスパがよい。

塾だって、最低でも月額10000円程度はするだろう。

予備校であれば、もっとするでしょ?

 

塾や予備校は、環境がモチベーションの管理みたいなところもカバーしてくれるだろうが、通信講座やこの受験サプリのようなものは、学ぼうとする各個人にモチベーション管理がかかっっているので、その辺のコストをどう見るかだろうとは思う。

 

受験サプリ自体は、他の塾や予備校ならびに通信講座と併用して使ってる人の方が

多いような気もするが、このコスパは破壊的だろ。

 

各家庭かけられる予算次第で勝手にしてくれというところだが、

浮いたお金で他の有意義な体験・経験などにお金を使ってあげるのは

要検討事項だろう。夏休みに短期留学なりホームステイさせるなり、

それくらいのお金にはすぐなってしまうのではかろうか。

 

受験サプリの高校受験版みたいのもそのうちできるのかな。

田舎には、予備校なるものがないので、子どもがもし大学受験するとなったら、

Z会ないしはこの受験サプリあたりを勧めたいと思った。

 

 

茶房城山の隣にできたtrump Bakery(トランプベーカリー)がいい感じ

私の住む市内の高台に茶房城山というお店が昔からあるが、その隣にパン屋ができたということで、早速行ってみた。

 

どうやら城山を経営されてる方のご子息とのことで、都内で修行をして帰ってこられた模様。

 

木製の扉を開くと、店内は、2畳くらいのスペースで、小さな可愛らしい店内だ。

犬の飾り物がしてあるのが、印象的だ。

 

パンは、ハード系のパン含め、20数種類はあるだろうか。

ちょっと油分が多いかなと個人的には感じたが、ハード系のパンは

よい感じだ。

 

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時給がよい農作物は、ハウスねぎである。

農業振興事務所でもらってきたJAなすのに出荷する際の経営指標をもらってきたので

表にしてみた。

 

JAなすの青果物経営指標(10a目安)

 

時給が一番よいのは、ハウスねぎの2700円台。

栃木といえば、イチゴだが、時給は700円弱。

梨にいたっては、時給400円弱。

あくまで、JAに出荷した場合に限る。

 

面積が狭くても経営が成り立つのは、つまり単収がよいのは、いちご、冬春トマト、ハウスねぎ、ハウスなす、菌床椎茸あたり。これらであれば、50a程度である程度の

収入が見込める。

 

ただし、ここでの表の経費には、新規参入時の資材導入時の費用などは勘案されていないので注意。

 

また、労働時間に関しては、イチゴが他の作物から頭一つ飛び抜けている。

その次に冬春トマト。やはり数字で見てもイチゴは、手間がかかるみたい。

 

新規就農を検討される方は、どの作物が好きか嫌いかという観点のみで作物を検討せず、自分のライフスタイルや価値観に合う作物はどれかという観点にもぜひ目を向けて検討するべきだろう。

 

 

 

 

 

メルカリに、ハマっている話

ここ、10日あまりメルカリにハマってます。

”買っちゃお〜、メルカリ、売っちゃお〜、メルカリ”のテレビCMも耳に残りやすいというのも
影響してますでしょう。

なんのことなしに、押入れのダンボール箱の中で眠っていたBlackBerryを出品したのがことのはじまりで。最初は、1台目は値付けが甘かったらしく、アップしたら即売れました。ほぼ瞬殺。

それで、2台目は少し考慮して、自分で思っているよりも少し高い値段で出品したところ、なんとこれもすぐ売れ、大興奮。

そこで、火がついてしまい、他のガジェットやら、ほぼ未使用のバックやらを次々に出店。なかなか思ったような値段では売れなかったのですが、まぁ、ネットオフに二束三文で引き取ってもらうことを思えば、大満足の結果に。

次第に、妻もハマり、二人で、家中の売れそうなものを物色する日々をここ数日過ごしております。
結局は、10日余りで、iPhone6sのSIMフリーがもう少しで買えそうなくらいのところまできております。

今回、メルカリ使ってみて、改めて、商売のおもしろさを体感しました。
売り手と買い手の攻防。
駆け引きして、話がまとまった時のあの感覚はとても、新鮮。

農業もそうですが、自分で売るところまで、関わってこそ面白みというのがあるよなと
改めて感じました。作って出荷してハイおしまいじゃ、勿体なさすぎる。

ぜひ、家の中で日の目を見ずに眠っているモノたちに、光を当ててあげてください。
意外と自分では、誰がこんあもの買うんだよというようなものもあっさり売れたりします。
価値観の多様化万歳!