【本】ゼロから始めて確実に夢を叶える農業起業
就農前に読むと元気が出る本。
タイトルの通り、農業で起業しきちんと儲けるためには
どうすべきか。
著者は、SNSを駆使し、生産者をブランド化することが
新規就農で小規模で起業する人には最善策だと説く。
日常的にSNSに触れている自分には、とても腑に落ちる戦術だと
感じる。
著者は小規模のワイナリーを運営しているが、初めてワインを出荷するまでに、
SNSでファンを作っておきその方たちに販売するということでうまく現金化できたという。
常々言われることは、農家が直販する際は販路開拓が大変ということ。
しかし、収穫前にある程度の固定ファンを作っておく、要は見込み客を獲得しておくということで、販路開拓の負担を軽減できる。
著者曰く、作ることはもちろんだが、販売することにもっと力をいれるべきと。
名だたる大企業の構成員で一番多いのは営業マン。それだけ、モノを売るには販売に力を入れる必要がある。
全体的に内容がポジティブで、負の面の記載が少ないので心穏やかに読み進められる。
尚、別冊で、『SNSで農業革命』という方はホリエモンが推薦しているとのことらしいので、近いうちに読んでみようと思う。
