やっぱり、就農することにした。

29歳まで、会社員をしていた男が、30歳から栃木の実家に戻り、農業を始めることに。農業に関することを中心に、その他いろいろ好き勝手に、発言するブログ。

【本】炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません: 生活習慣病を予防&改善する糖質制限食31のポイント

必須栄養素の炭水化物を食べ過ぎるとカラダに良くないという過激な主張の本。

が、しかし、内容に目を通すと、なるほどなと感じるところが多い。

お昼の後に、眠くなるのも、糖分の摂取による血糖値の上昇によるものらしい。

 

一日三食食べることや、主食はごはんという一般常識的になっているものをまず、

脇に置いて、頭の中を空にして、読むことをおすすめする。

 

この本の主張はただひとつ、糖分(炭水化物)の過剰摂取 はカラダによくないので、

糖質制限食(炭水化物ではなくタンパク質と脂質を中心に摂る食事)に変えてみましょうということ。

 

農業に関しては、最後にほんの少し触れている。

炭水化物農業からの脱却。

コメや小麦をやめて大豆を作りましょうと。

あくまで理想論だが、多くの人が糖質制限食を実行に移し、米の消費量が極端に減るようなことがあったら、まぁ、そうなるだろうなという感じ。

でも、コメ信仰みたいなものは、根強いだろうから、実際にそうなったとしても、

コメをやめて他の作物へうつる人というのは少ないのかもしれない。

ただ、そうなる頃には、頭の柔らかい農家も増えているだろうから、そうとも限らないのかもしれない。

 

この手の本を読むと、今までの栄養科学や常識とされていたことというのが、いかに曖昧なものだったのかということを強く感じる。