神社でJAZZとキャンドルナイトのイベントに行ってきた
地域おこしのイベントで、国の重要文化財に指定された神社で、JAZZとキャンドルナイトのイベントに行ってきた。
神社、JAZZ、キャンドルナイトとくると都市部であれば、シャレオツなイベントのように聞こえるだろう。そこは、この田舎だとちょっと受け止め方が違うはずだ。
小雨の降りしきる中でのイベントだったが、恐らく地元民からすると「ここで、まさか、こんなことが」といった印象だったのではないかなと思う。
ステージイベントの中には、地元中学生男子によるカンナムスタイルであったり、中学校の先生の声楽であったり、より地元を巻き込んだ(要は参加型)イベント構成だった。
ご年配の方が多い地域のため、うん十年開催されていなかった菊花祭というの同時に開催し、年齢の上の層も取り込めている。
都市部であれば、当たり前のようなことも、本当田舎では、当たり前ではない。
このイベントにしても、今までは神社でJAZZとキャンドルナイトなんて、発想する人もいなかったんだろう。
今回は初回かつ雨天ということで、人の入りは少なめだったが、初回にしてはかなりインパクトあるイベントに仕上がっていたのではないかと思う。
まさに地元再発見!である。
地元活性化に必要なのは、そこに住む人も一緒に発表者として参加できるイベントというのは一つあると感じた。発表者として参加することで、その家族が見に来てくれるからだ。子どもの学芸会に、家族総出で見に来るようなものと同じ。
来年は、今年のイベント結果をネタに、もっと人を呼び込めるイベントになるんだろう。
芸術のまちおこし 成功の条件は地域住民の参画 | 月刊「事業構想」2014年12月号