やっぱり、就農することにした。

29歳まで、会社員をしていた男が、30歳から栃木の実家に戻り、農業を始めることに。農業に関することを中心に、その他いろいろ好き勝手に、発言するブログ。

農業

【本】ゼロから始めて確実に夢を叶える農業起業

就農前に読むと元気が出る本。 タイトルの通り、農業で起業しきちんと儲けるためには どうすべきか。 著者は、SNSを駆使し、生産者をブランド化することが 新規就農で小規模で起業する人には最善策だと説く。 日常的にSNSに触れている自分には、とても腑に落…

【本】究極の田んぼ

耕さない田んぼが究極の田んぼとのこと。 読み始めて、また、トンデモ本かと思ったが、実際には、 非常に論理的でわかりやすい。 通常は、稲刈りのあとは、トラクターで田んぼの土を掘り起こすが、 究極の田んぼは、稲刈りのあと冬の間水を張りそのままにし…

【本】農業ビジネスマガジン vol.8

季刊誌の農業ビジネスを読んでみた。 全体的に、計数管理をしっかりした経営をしている農家の方が取り上げられていた。 広告主の関係で、その広告主のクラウドシステム入れてますみたいなのもたぶんあるんだと思う。 面白いなと思ったのは都内で何店舗かお店…

今年の日本農業賞に選ばれた小山市のイチゴ農家の方が若くて、単純だが強い刺激を受けた件

農業に意欲的にとり組む個人や団体を表彰する日本農業賞の優秀賞に、小山市のいちご農家の遠井尚徳さんと妻の優子さんが選ばれたそうな。 テレビ越しにお顔が見えたのだけど、パッと見かなり若い。 自分と対して変わらなさそう。 というところから、単純だが…

野火焼きをした

地域の恒例行事として、私の住んでいる地域では、1月の最終日曜日に野火焼きをすることが行事となっている。 野焼き - Wikipedia 地域の住民一世帯から一人が参加することとなっている。各組内で場所が配分されており、それに従い、野火焼きをする。 昨日は…

【本】コメをやめる勇気

タイトルがかなり過激だが、内容はかなり事細かに調べられて書かれている。 今作は、日本経済新聞、日経電子版、日経ビジネスオンラインに掲載されたものを加筆修正したものをまとめたものとのこと。 本書の主張は、はじめの部分にある「コメ本位主義ともい…

【本】夢で終わらせない農業起業 1000万円稼ぐ人、失敗して借金作る人

就農前にぜひ、知っておきたいと思えることが書かれている。 他の就農本などでは記載のないような箇所も多数細かく書かれており より現実に則した印象。 著者の一人松下一郎氏は、『本当は危ない有機野菜―リサイクル信仰が生み出す「恐怖の作物」』などの著…

【本】シンプルに暮らす

ドミニック・ローホーの本は、シンプルを志向する人であれば、一度は目にしたことがあるかもしれない。 自分も、シンプル志向やミニマリスト志向なところがあるので、著者のメッセージは響くところが多い。 気になった箇所を幾つかピックアップしておこう。 …

【本】星野佳路と考えるファミリービジネスマネジメント 1 継ぐべきか、継がざるべきか

前から読みたかった1冊。 農業も代々長男が後を継ぐという慣習のもと続いてきたので ファミリービジネスの1つの形体と言えるだろう。 星野リゾートの星野氏と家業を継いだ経営者が対談形式で家業を継ぐことを語る形式となっている。 編集も影響しているだろ…

【本】小さくて強い農業をつくる (就職しないで生きるには21)

久しぶりに農業関連の本を読んでみた。 著者は、 『キレイゴトぬきの農業論』の久松達央さん。 こちらも、以前読んだことあるので、別な記事で感想を書こうと思う。 久松さんは、茨城県の土浦にて有機野菜を作って個人宅配や飲食店に卸している方。 『キレイ…

教習所へ行ってきた

10年ぶりくらいに自動車教習所へ行ってきました。 目的は、大型特殊とけん引の免許を取得するために。 実は、トラクターやトレーラーをけん引する際に、免許が必要なのです。 ある条件を超えると免許が必要となり、うちのは免許がないと公道を走行するのはNG…

最寄りの農業振興事務所に行ってきた

昨日、一人で悶々悩んでいても仕方ないので、最寄りの農業振興事務所へ行ってきました。 現在、うちは借用しているものも含めると10haほど水稲の耕作地があります。 それを今年からは、周りの力を借りるにしても、主に自分でマネジメントしないといけない。…

明けましておめでとうございます。

どうもお久しぶりです。 だいぶ、更新を滞らせてしまいました。 家族の介護に追われる(というわけでもないのですが)年末でした。 現在、我が家は、赤ん坊、老人、病人とバラエティ豊かな構成です。 そして、現在一応、農業をするということになっている私も…

【本】がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと

家族にがん患者がいるため読んでみた。 基本的な内容は、がんの一般的な治療法として知られている抗がん剤や放射線治療などの西洋医学の治療ではなく、それ以外の代替療法を実践し、がんが寛解した人への取材されたものがレポートされている。 我々が広く一…

米の摂取頻度が高いほど体重を維持出来ている人が多い!? らしい

お米の摂取頻度が高いほど、体重を維持できていりう人が多いというアンケート結果がJA全農の調べで分かったとのこと。アンケート対象は、全国の20~30代の美容に関心のある未婚女性600名。 ということで、若い女性の皆さん、ダイエットに関心あるならお米を…

【本】小さく始めて農業で利益を出し続ける7つのルール

著者が実践してきた利益を出し続けるルールが章立てて書かれている。 初めての人が利益を出すために、成功者に共通するコツを学ぶ 作物を商品化することで、利益は生まれる 農家ならではの食品加工をすることで、利益率を高める。 経営規模にあった自分のお…

【本】新農民になろう! 就農計画の設計と実例

前半は、実際に新規就農した方数名にインタビュー した内容の記載、 後半は、就農の際の諸々のhow toと注意点が書かれている。 特に後半の就農時に注意することが完結に章立ててまとめられており、 とても参考になる。 どの農業関連の本もそうなのだが、農業…

【本】夢の百姓―「正しい野菜づくり」で大儲けした男

農業を志すものにとって、元気づけられる1冊となっている。 特に儲け話の本ではない。単に著者は、経営が上手いんだと感じた。 内容は、著者の自伝的要素が大半と、要所要所で現在の農家と農協、そして農業の抱える問題点の指摘が入る。 大きくうなずける点…

【本】本気で稼ぐ!これからの農業ビジネス

中規模流通を目指すべきと説く、農業コーディネーターの方の書籍。 中規模流通とは 著者いわく、「自分の生産規模・出荷量に応じた、顔の見える相手に、自分自身で販売する。」とのこと。具体的には、小売(スーパー、生協など)、外食、食品メーカー、中食な…

【本】あなたにもできる農 農業・起業のしくみ

新規就農の際に必要な情報がひと通り1冊でまとまっている。 まさに、はじめの一冊という内容。 これをはじめに読んでから、他の書籍に進むと、就農に関しての 全体像が理解しやすくなると思う。 ただ、初版が2006年なので、少し情報が古い部分もあるので注…

今後拡大していきそうだな、高床式砂栽培

たまたまweb上で見つけた。 いろいろブラウジングすると情報がそんなにないので、 まだ、あまり従事者がいない模様。 高床式砂栽培 ざっくりいうとは、水耕栽培の水の部分を砂に置き換えた栽培方法。 東レ系列の会社とグリーファームってところが中心に推し…

【本】炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学

お米をうちは作っているが、いつも思うことがある。 こんなに作って消費しきれるのか、ということ。 日本全国に米農家がおり、お米を生産している。 農林水産省が公表している統計上のデータでも、お米の消費量は減っているのに うちの近所の農家では昔と変…

直販モデル

今日は、近所の梨の直売所の収穫祭に行ってきた。 現在の農家の決定的に弱い部分。 それは、作物の価格決定権を持っていなことである。 通常は市場→卸→流通ときて、最終的には、スーパーなどの 小売業者が価格を決定するケースが多い。 生産者が、価格決定権…

栃木が世界に誇るワイナリー。COCO FARM & WINERY(ココ・ファーム・ワイナリー)のVerjus(葡萄酢)

2000年の九州・沖縄サミットでの晩餐会、2008年の北海道洞爺湖サミットでの総理夫人主催の夕食会で使用されるなど、国際的にも高い評価を得ているワインの生産地、ココ・ファーム・ワイナリー(Coco Farm & Winery)。栃木が世界に誇るといってもよいワイナリ…

就農しようと思った時に知りたいこと

就農しようと思った時に、知りたいことを箇条書きにしたいと思う。 私の場合は、父が兼業農家ということもあり、小さい頃からその姿を 見ていたこともあるので、なんとなく農業に関して知っていた部分もあるので そこは、差し引いて読んで頂ければと思う。 …

【メディア】“稼げる農業”を目指せ 地方で躍動する 若者たち

NHKの地方の若手農家の様子を報道していたもの。 一人は、米の味を点数化し、それに売価を連動させる活動をしている。 たぶん、青山の紀伊國屋か明治屋だろうが、1200円/kg前後で販売されていた。 ほぼ、魚沼産の価格と同じだ。 もう一人は、新規就農した若…

【本】イラスト図解 農業のしくみ

農業に関わる全体観が、分かる本。 他の農業関連の書籍を読む前に目を通すとよさそう。 ただ、初版が2003年と今から10年近く前になるので、 そこは考慮が必要。 イラスト図解 農業のしくみ 作者: 有坪民雄 出版社/メーカー: 日本実業出版社 発売日: 2003/02/…

【本】脱サラ農業で年商110億円! 元銀行マンの挑戦

銀行員を10年その後、脱サラしてビジネススクールに通ったうえで、農業で起業し うまく経営されている方の話。 農業に対しての熱い思いがあるということが感じられる。 第二章第三項の「日本の農業の可能性と問題点」で取り上げられている著者から見た現在の…

【本】99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

都内で、IT企業を経営した著者が、2011年の震災を期に、地元に戻り、「ミガキイチゴ」 という1粒1000円するイチゴを作り上げ、さらに海外展開するまでを記録した書籍。 もともと著者の地元、宮城県亘理郡山元町の主要産業はイチゴ栽培。それも2011年の震災の…