農業
自然農法や自然栽培、無肥料・無農薬。そういった言葉を最近はよくメディアでも目にすることが増えた。 農業をやってる身として、やはりその言葉には興味が湧いてくるのも事実だが、 どうもどこか胡散臭さも感じてしまうところもある。 それは、宗教的な見え…
自分で野菜を育て味噌なども自給する医師が、書いたこういう生活をすると病気になりにくいですよという本。農業と医学というところの掛け合わせが面白そうだと思って読んでみた。小難しくなく、すんなり読める内容だった。 現在、住んでいるところの近くに、…
Amazonはじめ、ネットの本屋だとなかなか手に入らない状況のこの本。 地元の図書館で、予約してやっと手元に届いたので読んでみた。 いろいろ農業経営の本読んできてるけど、この方のような小規模で直販するモデルの農業というのが、一番楽しそうに、最近思…
自然栽培というと木村氏の名前が出てくるが、この著者はその木村さんを訪ね、木村さんの圃場を観察した上で、それをまとめた一冊となっている。 一番、自然栽培関連の本の中で、ロジカルというか理論的で頭の中に 受け入れやすい印象。 自然栽培と慣行栽培の…
先日、佐野市の中央公民館前で催されたとちぎ国際有機農業映画祭2015へ行ったきた。有機農業と関わりのあるドキュメンタリー映画3作品で1600円(前売り券)。100名弱くらいお客さんいたかな。 手作り風な上映会。 いずれの作品もレンタルできないものばかりだ…
最近webメディアで お見かけする内海聡氏の本。 無知識で、読むには刺激の強い内容になっているが、ある程度 この手のカテゴリーの本を読んだことある方であれば、納得できる部分も 多いだろう。 主旨として、「糖の摂り過ぎが身体によくないですよ、摂る量…
先日、栃木県は茂木市で開催されていた「森と里とつながるマルシェ」へ行ってきた。今回で4回目の開催とのこと。 茂木といえば、ツインリンクモテギやSLが観れる場所として名の知れるところである。その日も、SLを目当てにしたカメラ愛好家がたくさんいた。 …
ここでいう耕作面積は、田畑の合計面積となる。 54年連続の減少とのこと。 田の面積は、12,000ha減少とのことで、東京ドームの約9,230個分が減ったことになる。 東京ドーム9,230個分と言われてもあまりピンとこないけど、かなり広い面積だ。 この耕作放棄地…
農業をしていくにあたり、食事に関していろいろ言われていることというのを自分なりに、しっかりとした意見を持ちたいと思い「フォークス・オーバー・ナイブス〜いのちを救う食卓革命」というドキュメンタリー映画を観た。 youtu.be この手のドキュメンタリ…
著者が、田舎暮らしを始め、そこで、いろいろなビジネスを展開していく事例と、その他各地で、田舎でビジネスを展開している方の寄稿による事例が載っており、 ビジネスアイディアの参考になりそうな内容。 あ、こんなことでもビジネス展開できるんだと思え…
全役所の職員に読んでほしいなと読後思ったが、そもそも役所に勤めるような人には、あまり向かない本なのかなと考えを改めた。 予算ありきではなく、自分たちの頭と足で稼ぐことで地域経済の活性化を図るという趣旨の本。事例はあまり少ないが、著者の実体験…
奇跡のリンゴの木村さんの本。 土作りを中心に書かれている。 土作りに関しての記述が曖昧なところがあるが、西出式農業の本を読んでいたので、 言っていることは同様のことなんだなとイメージすることができ、理解の助けになった。 さらっと読める1冊。 土…
持続可能な農業ということで、日本ではあまりまだ、馴染みのないパーマカルチャーに関しての書籍。 パーマカルチャー - Wikipedia タイトル通り、個人が家庭菜園規模でやる際のことが中心にあるが、パーマカルチャーを実践するに当たりのアイディアはいろい…
西出隆一さんという科学的に有機農法を実践されてる方の話を聞いた著者が書いた本。 前半はよいのだが、全体的には、まとまりのない感じの印象の本。 ただ、新規就農者が手に取るには良書だと言える。 タイトルにもあるが、西出さんは、多収量・高品質 で儲…
煽ったタイトルなので、また、テレビに出ているような御用学者の本かなと警戒しながら読んでみた。 著者はFood watch Japan というサイトの編集長を務めている。 Food Watch Japan | 農業・食品・外食にたずさわるプロの新しい視点www.foodwatch.jp 結論から…
きちんと、稲の育て方を学ばないとなと思い、改めて、水稲栽培関連の書籍を新しく読んだり、読み返したりしている。 そんな中で、最近読んだのが、この『ロジカルな田んぼ』。 タイトルの付け方が、なんかしっくりこない感じはあるが、かなりためになった。 …
東北食べる通信の発起人の方の食べる通信を立ち上げる過程とその思いが綴られた1冊。 現在は、全国各地で独自の食べる通信が発刊されている。 ちなみに、食べる通信とは定期発行の食べるものつき情報誌である。特定の生産者にスポットライトを当て、どういう…
水稲の栽培方法が丁寧に、まとめられた1冊。 私の場合、今年から水稲の栽培を父親や近所のおじさんたちに教えてもらいながら やっているが、暗黙知としてしか認識されていないため、教え漏れなどがあるような 細かな段取りや田植え後から稲刈りまでの水の管…
必須栄養素の炭水化物を食べ過ぎるとカラダに良くないという過激な主張の本。 が、しかし、内容に目を通すと、なるほどなと感じるところが多い。 お昼の後に、眠くなるのも、糖分の摂取による血糖値の上昇によるものらしい。 一日三食食べることや、主食はご…
素人が、一から水稲の年間の作業を把握し理解するには最適の一冊かもしれない。 著者曰く、合理的に作業を考えるというのが根底にあり、また作業のポイントが具体的に書かれておりとても分かりやすい。 内容は現代農業での連載をまとめたものとなっている。 …
夕方のニュースで見かけた柴海農園。 経営者は28歳。 60品目の野菜を有機栽培しており、 ピクルスの加工品などは、伊勢丹新宿店でも取り扱われているらしい。 柴海農園 | 千葉の有機野菜・野菜セット リーンスタートアップ的に少しずつはじめて、規模を大き…
有機栽培と慣行栽培では、有機栽培の方が優れている。 もっと言えば、有機栽培よりも自然栽培の方が優れている。 その上、カラダにもよいし味も美味しい。 というイメージがどうもあるように思う。 (というか自分もそういう影響を少なからず受けていると思…
4月に入り、田植えの準備も本格化してきた。 私の地域では、集団営農で種まきをしている。 作業時間は、8:00からだいたい17:00頃まで。 サラリーマン的に言うと、お昼休憩1時間として、 実作業時間、8時間。 かというと、10時と15時に「お茶にしましょう」…
頭の中でイメージしてるだけでは、やはり満足できずTポイントを駆使し2000円くらいで購入したので、使用感をレビューしてみようと思う。 キングジムのデジタル耳せんを購入したときのことを、イメージして物欲を一旦抑制してみる - やっぱり、就農することに…
だいぶ暖かくなり、田植えの時期が近づいてきた。 そのため、トラクターで耕起したり、肥料を振ったり、代掻きしたり、田植機で田植えをしたりと、自分で耕作している圃場を行ったり来たりする日々を最近では送っている。 長年、農業をやっていれば、どこに…
先日、ネットニュースでこんな記事が出ていた。 たけし、タモリ、白鵬も…「1日1食」で熟睡&疲れナシ|日刊ゲンダイ 日刊ゲンダイ|たけし、タモリ、白鵬も…「1日1食」で熟睡&疲れナシ 著名人で、1日1食の人がいて、それでいてすこぶる調子がよいと。 そ…
滋賀県伊賀市にある農業公園の創業から現在にいたるまでの話。 活躍される社員の方のコメントも多数あり、よい組織だなと感じた。 この本自体は、他の農業本を漁っていたときに、Amazonのサジェスト機能で 初めて知った。 今まで読んだ農業本の中で、一番参…
久しぶりのちきりん本。 数年前から、ブログは毎度読んでいる。 ちきりんとは誰?という方はこちらをご参照ください。 Chikirinの日記 Chikirinの日記 いろいろな視座を与えてくれるちきりん。 今回は、マーケット感覚に関してである。 マーケット感覚とは、…
ド素人の自分が読んでも、イラスト付きでイメージを持ちやすい。 たぶん、この手の土と肥料を理解する系の入り口として読むには良書だと思う。 土をどういう状態にするのがよいか、なぜそうするのかというのが全体観をイメージ出来た。 土作りというのは、か…
『ゼロから始めて確実に夢を叶える農業起業』の著者の本。 かなりの部分重複している印象。 普段からSNSを利用している人は、後半から読むだけで十分だろう。 一貫して、SNSで農業生産者個人のブランド化を勧めファンを増やしましょう、ということがメッセー…