書評
『ゼロから始めて確実に夢を叶える農業起業』の著者の本。 かなりの部分重複している印象。 普段からSNSを利用している人は、後半から読むだけで十分だろう。 一貫して、SNSで農業生産者個人のブランド化を勧めファンを増やしましょう、ということがメッセー…
就農前に読むと元気が出る本。 タイトルの通り、農業で起業しきちんと儲けるためには どうすべきか。 著者は、SNSを駆使し、生産者をブランド化することが 新規就農で小規模で起業する人には最善策だと説く。 日常的にSNSに触れている自分には、とても腑に落…
製薬メーカー勤務だった方がご家族のがんの看病から学んだこと それをまとめた内容になっている。 他にも何冊か似た系統のがん関連本(西洋医学的には治療を施したが 改善しなかったが、それ以外の方法で延命をした事例などの載った本)に 共通するのは、 患…
耕さない田んぼが究極の田んぼとのこと。 読み始めて、また、トンデモ本かと思ったが、実際には、 非常に論理的でわかりやすい。 通常は、稲刈りのあとは、トラクターで田んぼの土を掘り起こすが、 究極の田んぼは、稲刈りのあと冬の間水を張りそのままにし…
季刊誌の農業ビジネスを読んでみた。 全体的に、計数管理をしっかりした経営をしている農家の方が取り上げられていた。 広告主の関係で、その広告主のクラウドシステム入れてますみたいなのもたぶんあるんだと思う。 面白いなと思ったのは都内で何店舗かお店…
タイトルがかなり過激だが、内容はかなり事細かに調べられて書かれている。 今作は、日本経済新聞、日経電子版、日経ビジネスオンラインに掲載されたものを加筆修正したものをまとめたものとのこと。 本書の主張は、はじめの部分にある「コメ本位主義ともい…
就農前にぜひ、知っておきたいと思えることが書かれている。 他の就農本などでは記載のないような箇所も多数細かく書かれており より現実に則した印象。 著者の一人松下一郎氏は、『本当は危ない有機野菜―リサイクル信仰が生み出す「恐怖の作物」』などの著…
ドミニック・ローホーの本は、シンプルを志向する人であれば、一度は目にしたことがあるかもしれない。 自分も、シンプル志向やミニマリスト志向なところがあるので、著者のメッセージは響くところが多い。 気になった箇所を幾つかピックアップしておこう。 …
前から読みたかった1冊。 農業も代々長男が後を継ぐという慣習のもと続いてきたので ファミリービジネスの1つの形体と言えるだろう。 星野リゾートの星野氏と家業を継いだ経営者が対談形式で家業を継ぐことを語る形式となっている。 編集も影響しているだろ…
久しぶりに農業関連の本を読んでみた。 著者は、 『キレイゴトぬきの農業論』の久松達央さん。 こちらも、以前読んだことあるので、別な記事で感想を書こうと思う。 久松さんは、茨城県の土浦にて有機野菜を作って個人宅配や飲食店に卸している方。 『キレイ…
家族にがん患者がいるため読んでみた。 基本的な内容は、がんの一般的な治療法として知られている抗がん剤や放射線治療などの西洋医学の治療ではなく、それ以外の代替療法を実践し、がんが寛解した人への取材されたものがレポートされている。 我々が広く一…
著者が実践してきた利益を出し続けるルールが章立てて書かれている。 初めての人が利益を出すために、成功者に共通するコツを学ぶ 作物を商品化することで、利益は生まれる 農家ならではの食品加工をすることで、利益率を高める。 経営規模にあった自分のお…
ベストセラー『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』の12年ぶりの改訂版。 今の御時世にあわせて、追記された内容となっている。 サラリーマンから離脱した時点で、自分で税金周りの処理をしないといけなくなる。 セコイが、どうやるとお金を使わずに済むの…
前半は、実際に新規就農した方数名にインタビュー した内容の記載、 後半は、就農の際の諸々のhow toと注意点が書かれている。 特に後半の就農時に注意することが完結に章立ててまとめられており、 とても参考になる。 どの農業関連の本もそうなのだが、農業…
中規模流通を目指すべきと説く、農業コーディネーターの方の書籍。 中規模流通とは 著者いわく、「自分の生産規模・出荷量に応じた、顔の見える相手に、自分自身で販売する。」とのこと。具体的には、小売(スーパー、生協など)、外食、食品メーカー、中食な…
良い意味で期待を裏切られた。 もちろん、タイトル通り著者が実践してきたブログ運営の心得や方法を 丁寧に書かれているのだが、これはブログを書いている人だけでなく、 自営している人にも大いに参考になる書籍だと感じる箇所がいくつもあった。 ファンの…
お米をうちは作っているが、いつも思うことがある。 こんなに作って消費しきれるのか、ということ。 日本全国に米農家がおり、お米を生産している。 農林水産省が公表している統計上のデータでも、お米の消費量は減っているのに うちの近所の農家では昔と変…
農業に関わる全体観が、分かる本。 他の農業関連の書籍を読む前に目を通すとよさそう。 ただ、初版が2003年と今から10年近く前になるので、 そこは考慮が必要。 イラスト図解 農業のしくみ 作者: 有坪民雄 出版社/メーカー: 日本実業出版社 発売日: 2003/02/…
銀行員を10年その後、脱サラしてビジネススクールに通ったうえで、農業で起業し うまく経営されている方の話。 農業に対しての熱い思いがあるということが感じられる。 第二章第三項の「日本の農業の可能性と問題点」で取り上げられている著者から見た現在の…
作り手が見えるモノ嗜好するという流れが、ニューヨークやポートランドといったところあらアメリカ国内で起こっているとのこと。 地産地消そういったものに通ずるムーブメントである。 日本の都市部の一部でもそういった嗜好する人ってのは増えてるのではな…
都内で、IT企業を経営した著者が、2011年の震災を期に、地元に戻り、「ミガキイチゴ」 という1粒1000円するイチゴを作り上げ、さらに海外展開するまでを記録した書籍。 もともと著者の地元、宮城県亘理郡山元町の主要産業はイチゴ栽培。それも2011年の震災の…