就農
自然農法や自然栽培、無肥料・無農薬。そういった言葉を最近はよくメディアでも目にすることが増えた。 農業をやってる身として、やはりその言葉には興味が湧いてくるのも事実だが、 どうもどこか胡散臭さも感じてしまうところもある。 それは、宗教的な見え…
Amazonはじめ、ネットの本屋だとなかなか手に入らない状況のこの本。 地元の図書館で、予約してやっと手元に届いたので読んでみた。 いろいろ農業経営の本読んできてるけど、この方のような小規模で直販するモデルの農業というのが、一番楽しそうに、最近思…
自然栽培というと木村氏の名前が出てくるが、この著者はその木村さんを訪ね、木村さんの圃場を観察した上で、それをまとめた一冊となっている。 一番、自然栽培関連の本の中で、ロジカルというか理論的で頭の中に 受け入れやすい印象。 自然栽培と慣行栽培の…
農業振興事務所でもらってきたJAなすのに出荷する際の経営指標をもらってきたので 表にしてみた。 JAなすの青果物経営指標(10a目安) 時給が一番よいのは、ハウスねぎの2700円台。 栃木といえば、イチゴだが、時給は700円弱。 梨にいたっては、時給400円弱。 …
新規就農する前に、読んでおくと方向性とか検討するのに役立つだろうなと 思ったものを随時追加していこうと思います。 有機野菜をやってる方が多めですが、内容がロジカルで、他分野から就農しようとしている方には、腹落ちがよいのではないかと思います。 …
西出隆一さんという科学的に有機農法を実践されてる方の話を聞いた著者が書いた本。 前半はよいのだが、全体的には、まとまりのない感じの印象の本。 ただ、新規就農者が手に取るには良書だと言える。 タイトルにもあるが、西出さんは、多収量・高品質 で儲…
素人が、一から水稲の年間の作業を把握し理解するには最適の一冊かもしれない。 著者曰く、合理的に作業を考えるというのが根底にあり、また作業のポイントが具体的に書かれておりとても分かりやすい。 内容は現代農業での連載をまとめたものとなっている。 …
夕方のニュースで見かけた柴海農園。 経営者は28歳。 60品目の野菜を有機栽培しており、 ピクルスの加工品などは、伊勢丹新宿店でも取り扱われているらしい。 柴海農園 | 千葉の有機野菜・野菜セット リーンスタートアップ的に少しずつはじめて、規模を大き…
有機栽培と慣行栽培では、有機栽培の方が優れている。 もっと言えば、有機栽培よりも自然栽培の方が優れている。 その上、カラダにもよいし味も美味しい。 というイメージがどうもあるように思う。 (というか自分もそういう影響を少なからず受けていると思…
だいぶ暖かくなり、田植えの時期が近づいてきた。 そのため、トラクターで耕起したり、肥料を振ったり、代掻きしたり、田植機で田植えをしたりと、自分で耕作している圃場を行ったり来たりする日々を最近では送っている。 長年、農業をやっていれば、どこに…
ド素人の自分が読んでも、イラスト付きでイメージを持ちやすい。 たぶん、この手の土と肥料を理解する系の入り口として読むには良書だと思う。 土をどういう状態にするのがよいか、なぜそうするのかというのが全体観をイメージ出来た。 土作りというのは、か…
『ゼロから始めて確実に夢を叶える農業起業』の著者の本。 かなりの部分重複している印象。 普段からSNSを利用している人は、後半から読むだけで十分だろう。 一貫して、SNSで農業生産者個人のブランド化を勧めファンを増やしましょう、ということがメッセー…
就農前に読むと元気が出る本。 タイトルの通り、農業で起業しきちんと儲けるためには どうすべきか。 著者は、SNSを駆使し、生産者をブランド化することが 新規就農で小規模で起業する人には最善策だと説く。 日常的にSNSに触れている自分には、とても腑に落…
耕さない田んぼが究極の田んぼとのこと。 読み始めて、また、トンデモ本かと思ったが、実際には、 非常に論理的でわかりやすい。 通常は、稲刈りのあとは、トラクターで田んぼの土を掘り起こすが、 究極の田んぼは、稲刈りのあと冬の間水を張りそのままにし…
農業に意欲的にとり組む個人や団体を表彰する日本農業賞の優秀賞に、小山市のいちご農家の遠井尚徳さんと妻の優子さんが選ばれたそうな。 テレビ越しにお顔が見えたのだけど、パッと見かなり若い。 自分と対して変わらなさそう。 というところから、単純だが…
地域の恒例行事として、私の住んでいる地域では、1月の最終日曜日に野火焼きをすることが行事となっている。 野焼き - Wikipedia 地域の住民一世帯から一人が参加することとなっている。各組内で場所が配分されており、それに従い、野火焼きをする。 昨日は…
タイトルがかなり過激だが、内容はかなり事細かに調べられて書かれている。 今作は、日本経済新聞、日経電子版、日経ビジネスオンラインに掲載されたものを加筆修正したものをまとめたものとのこと。 本書の主張は、はじめの部分にある「コメ本位主義ともい…
就農前にぜひ、知っておきたいと思えることが書かれている。 他の就農本などでは記載のないような箇所も多数細かく書かれており より現実に則した印象。 著者の一人松下一郎氏は、『本当は危ない有機野菜―リサイクル信仰が生み出す「恐怖の作物」』などの著…
前から読みたかった1冊。 農業も代々長男が後を継ぐという慣習のもと続いてきたので ファミリービジネスの1つの形体と言えるだろう。 星野リゾートの星野氏と家業を継いだ経営者が対談形式で家業を継ぐことを語る形式となっている。 編集も影響しているだろ…
久しぶりに農業関連の本を読んでみた。 著者は、 『キレイゴトぬきの農業論』の久松達央さん。 こちらも、以前読んだことあるので、別な記事で感想を書こうと思う。 久松さんは、茨城県の土浦にて有機野菜を作って個人宅配や飲食店に卸している方。 『キレイ…
10年ぶりくらいに自動車教習所へ行ってきました。 目的は、大型特殊とけん引の免許を取得するために。 実は、トラクターやトレーラーをけん引する際に、免許が必要なのです。 ある条件を超えると免許が必要となり、うちのは免許がないと公道を走行するのはNG…
昨日、一人で悶々悩んでいても仕方ないので、最寄りの農業振興事務所へ行ってきました。 現在、うちは借用しているものも含めると10haほど水稲の耕作地があります。 それを今年からは、周りの力を借りるにしても、主に自分でマネジメントしないといけない。…
どうもお久しぶりです。 だいぶ、更新を滞らせてしまいました。 家族の介護に追われる(というわけでもないのですが)年末でした。 現在、我が家は、赤ん坊、老人、病人とバラエティ豊かな構成です。 そして、現在一応、農業をするということになっている私も…
家族にがん患者がいるため読んでみた。 基本的な内容は、がんの一般的な治療法として知られている抗がん剤や放射線治療などの西洋医学の治療ではなく、それ以外の代替療法を実践し、がんが寛解した人への取材されたものがレポートされている。 我々が広く一…
著者が実践してきた利益を出し続けるルールが章立てて書かれている。 初めての人が利益を出すために、成功者に共通するコツを学ぶ 作物を商品化することで、利益は生まれる 農家ならではの食品加工をすることで、利益率を高める。 経営規模にあった自分のお…
前半は、実際に新規就農した方数名にインタビュー した内容の記載、 後半は、就農の際の諸々のhow toと注意点が書かれている。 特に後半の就農時に注意することが完結に章立ててまとめられており、 とても参考になる。 どの農業関連の本もそうなのだが、農業…
農業を志すものにとって、元気づけられる1冊となっている。 特に儲け話の本ではない。単に著者は、経営が上手いんだと感じた。 内容は、著者の自伝的要素が大半と、要所要所で現在の農家と農協、そして農業の抱える問題点の指摘が入る。 大きくうなずける点…
新規就農の際に必要な情報がひと通り1冊でまとまっている。 まさに、はじめの一冊という内容。 これをはじめに読んでから、他の書籍に進むと、就農に関しての 全体像が理解しやすくなると思う。 ただ、初版が2006年なので、少し情報が古い部分もあるので注…
たまたまweb上で見つけた。 いろいろブラウジングすると情報がそんなにないので、 まだ、あまり従事者がいない模様。 高床式砂栽培 ざっくりいうとは、水耕栽培の水の部分を砂に置き換えた栽培方法。 東レ系列の会社とグリーファームってところが中心に推し…
就農しようと思った時に、知りたいことを箇条書きにしたいと思う。 私の場合は、父が兼業農家ということもあり、小さい頃からその姿を 見ていたこともあるので、なんとなく農業に関して知っていた部分もあるので そこは、差し引いて読んで頂ければと思う。 …